教科書の外の韓国語
Episode 02.「점심 먹었어요?」は本当に食事の話でしょうか?
韓国で暮らしていると、ちょっと不思議な質問にひとつ出会います。
午後に友だちから電話がかかってきて、こう聞かれます。「오랜만이다. 잘 지내지? 점심 먹었어?」(久しぶり。元気にしてる?お昼食べた?)
韓国語を学び始めたばかりの人なら、こう思うかもしれません。
「どうして急に、私がごはんを食べたかどうかを聞くんだろう?」
でも韓国では、必ずしも食事をしたかどうかを確かめるための質問ではありません。
キャンパスや会社で、友だちや同僚に
「식사했어요?」(お食事されましたか?)と聞くこともあれば、
親しい人や家族には、日常的に「밥 먹었어?」(ごはん食べた?)と言ったりもします。
特に相手への関心を表したり、気にかけたい気持ちがあるときによく使う表現です。
ですから道で知り合いにばったり会ったときに「점심 드셨어요?」(お昼召し上がりましたか?)と言えば、
温かい気持ちのこもった、相手を気づかうあいさつになります。
韓国では、一緒にごはんを食べることは、単にお腹を満たすことではありません。
「같이 밥 한번 먹어요.」(今度一緒にごはんでも食べましょう。)という言葉には、
「もう少し仲良くなってみませんか?」という気持ちが込められていることもあります。
だから韓国語を学ぶときは、単語の意味を覚えるだけでなく、その言葉をいつ、どんな気持ちで使うのかを知っていくことが大切です。

🌿今日の弘大ミッション
今日の午後、韓国人の友だちや先生に会ったら、こんなふうにあいさつしてみてください。
「안녕, 밥 먹었어?」(やあ、ごはん食べた?)「점심 식사하셨어요?」(お昼はお済みですか?)
きっとその韓国の人は、うれしそうに微笑んでくれるはずです。
韓国語を学ぶということは、単語を学ぶことではなく、その中に込められた気持ちを学ぶことなのですから。
GANADA KOREAN 弘大校